セッション5: GeoMedia化するウェブ

二日目の12/4「Web Innovation & Creative Day」のセッション5(6:10-6:50)は、『GeoMedia化するウェブ』


実は、これだけでなくMashup、クルマと12/4の三つのセッションがGeoMedia(位置情報メディア)がらみ:
・Mashup Awards 4 の受賞作は地図ベースのもの
・日産カーウィングスは位置情報との連携がミソ

このように、GeoMediaはかなりホットなテーマになっている。
米国では「Where2.0」というコンファレンスが開かれたり、各種サービス(ループト、ヤフー fire eagleなど)が生まれたりしている。モバイルウェブのクラウド化や位置情報関連の標準化が進み、今後様々な位置情報メディアが生まれてくると考えられる。
ケータイ先進国の日本ではGPS搭載が普及し、また日本特有の詳細な地図情報とソーシャルな地域情報を組み合わせるなど、GeoMediaサービスは拡大している。

本セッションは、そんなGeoMedia化するウェブについて、ヤフー株式会社 地域サービス事業部長 村田岳彦氏 と、株式会社シリウステクノロジーズ 代表取締役 宮澤弦社長 を招いて、彼らの最新の取り組みと展望を披露ねがう。
ジオメディアサミット 運営チーム 代表 関治之氏の進行にそってお二方が応えて行き、GEOメディアの定義・意義から過去、現在、未来、そしてビジネスモデルへと話は進められる予定です。


ヤフーについては説明の要はないだろうが、ヤフーの地図関係サービスは利用者の集合知により育てるとか、店舗案内など他のサービスとの連携など色々と発展が期待される。元サイバーマップジャパン(マピオン)社長の村田氏の登壇であり、広くGeoMediaの観点からのお話も期待できるだろう。本ブログに当日より前にコメントされた質問は、登壇者にお渡しします(質問には、どういった方か記して下さい)。


株式会社シリウステクノロジーズ(URL http://www.cirius.co.jp/)は、ケータイのGPSを利用したローカルリスティング広告システムAd Localを提供。ケータイ・フラッシュ用のアド・ネットワークなども展開している。
なお今年10月21-23日にベルリンで行われたWeb2.0 Expo Europeで、シリウスが日本企業として初めて登壇した。(内容はこちら
50分のソロ・セッションで、ベスト・セッションとする声もいくつかあがるなど高い評価を受けた。日本のモバイルは世界をリードするという図式を示した格好だ。


ジオメディアサミット運営チーム代表:関 治之
携帯コンテンツ業界の黎明期より音楽系を中心に数多くのモバイルサイトを立ち上げ。2006 年株式会社シリウステクノロジーズへ入社し、「シリウスラボ」所長。位置情報メディア「ジオメディア」の研究・企画と共に、勉強会兼交流会「ジオメディアサミット」の運営でリーダーシップを発揮している。 共著:「儲かるお店のネットエリア広告徹底活用術」