ネットワーキング・パーティー
12/3と4の二日とも19:50から二階大部屋でネットワーキング・パーティーを開きます。
このパーティが価値ある理由はいくつかありますが、特には以下の二つ:
■すてきな参加者:
本ブログの「このイベントの特徴と参加者へのお願い」にも記しましたが、ポジティブな化学反応=有意義なネットワーキングの促進を目的の一つとしています。
上場ネット関係企業の経営者の方からデザイナーまで、幅広い方々のエントリーをいただいています。既にお申込みいただいているメンバーはかなり質の高い方々です。それに、それぞれの視点をお持ちで、ウェブの世界に前向きに取り組んでおられる方々が多数いらっしゃいます。
楽しんでネットワーキングしてください。
■Good Value:
ほぼ一月半ごとにXSHIBUYA&東京商工会議所の連動セミナーを同じ場所で開催しています。いつも「まい泉」(とんかつで有名)のケータリングとビール飲み放題で、かなりよい設定・雰囲気でセミナー後の懇親パーティをさせていただいています。今回もそれと相似形でやろうと考えています。
もちろん、「食事」でなく「ネットワーキング」が目的ゆえ、みなさんがお話もせずに食べることに集中したらすぐ無くなるかもですが、「ネットワーキング」しながらなら十分OKな位のフードを用意しようと思います。それに、二日とも参加の方もいらっしゃいますので、ケータリングは二社を使い料理は日で替わります。
というわけで、一部の方からは「安い!」とのお言葉もいただいております。
それに、ウェブ業界ゆかりのワイン・インポーターのご好意で、ワイン協賛実現です!あるネット起業家が奥様ともども「こりゃうまい!」とうなったオレゴン・ワインのテイスティングを楽しんでいただけます。
ワイン協賛:日本ジェノスグループ、gEco Holdings LLC
それぞれのワインサイトは、http://www.rakuten.ne.jp/gold/winedar/ http://www.oregonkaraai.com/ かなりうまい!
会場にはRedHerring100にもあげられたgEco社長 ゴードン禎さんが来られます(最近の記事)。
◇お礼
株式会社レキサス@沖縄の社長 比屋根隆さま(ブログ:http://blog.lexues.co.jp/)から泡盛を賜りました! 本partyで飲みませう。
◇お願い
お料理の注文の関係で、なるべくお早めに申し込みをお願いします。突然に急増すると料理が足りなくなります。当日飛び込みはお避けください。サイトで登録お願いします。
セッション7: ウェブ・デザインの可能性
二日目の12/4「Web Innovation & Creative Day」のセッション7(6:10-6:50)は、『ウェブ・デザインの可能性』。
■ imaginative inc. デザイナー 深澤洋介氏 (URL http://imaginative.co.jp/)
ハインツ「KETCHUP REPORT」「KETCHAT LIVE」、日本郵政公社「テガミでリレー」、ソニー「VAIO - REMIX YOURLIFE」などを手がける。カンヌ国際広告祭銅賞、東京インタラクティブ・アド・アワード グランプリほか受賞多数。
ワールド・クラスのウェブ・デザイナー深澤洋介氏に、本イベントでの登壇を快諾いただいたことはまことに嬉しい。
広告やマーケティングの分野で日本のクリエイティブが世界で認められることはまれだが、ウェブ・デザインではそれが実現されている。もちろん賞は絶対的なものさしではない。しかし、象徴的な現象としてとらえることができるだろう。深澤氏が手がけたウェブサイトは、視聴者が参加する仕掛け、音や映像との組み合わせなど、広がりのあるデザインが特筆される。
本セッションでは、これまでの作品のいくつかについての考え方や発想の根拠などとともに、これからのウェブ・デザインの可能性についてお話していただく予定です。
深澤氏は、多摩美術大学外部講師でもある。美術学部情報デザイン学科情報デザインコースで「ネットワークメディア演習」を開講している→「WEB 2.0 に代表されるようにネットワークメディアの進化にともない、様々なサービスやプロダクトが登場している。この演習ではネットワークを活用することによって生まれる新しい体験や経験をデザインの対象とし、その仕組みの研究と表現の実験を行なう。」
例えば、パソコンという箱に規定されるのでなく、センサー、LEDなど他のデバイスとの組み合わせによるユーザー体験の創造。Barのお客とウェブ上の参加者がカメラ映像をみながら対話をするハインツのケチャット君(「KETCHAT LIVE」)もその一例。広くみればヴィダルサスーン360°Snapもそうだ・・・デジカメ数十台を連結した撮影装置を手作りし心斎橋に10mのステージを設営して人の360度撮影をしてケータイ待ち受けで提供。
こうした(氏曰く)Physical Computingはネットワーク時代のデザインとして興味深い。ディスプレイだけの表現から広がりが期待できる。ちなみに、最近一部で話題のambient computingも形としては同様なものになる。つまり、将来をみる上での重要なテーマといえるだろう。
なお、代表作のサイトは事前にチェックしておくことをお勧めしたい。また、ツールの使い方やサイト制作手法などのいわゆるhow toのセミナーではないので、一般の方も十分に刺激を受けられるセッションになるかと思います。
<以下は参考情報です>
Public-Image.orgによるimaginative inc. ディレクター水藤祐之氏とデザイナー深澤洋介氏のインタビュー記事
レポート記事:『実はアナログ、手作り、「ケチャップ リポート」ができるまで』
共著書:Webデザインの「プロだから考えること」 (単行本(ソフトカバー))
鎌田 貴史 (著), 中村 洋基 (著), 水藤 祐之 (著), 深澤 洋介 (著), 遠崎 寿義 (著), 佐野 勝彦 (著), 勅使河原 一雅 (著)
インプレスジャパン (2008/3/14)
http://www.amazon.co.jp/dp/4844325396/
セッション5: GeoMedia化するウェブ
二日目の12/4「Web Innovation & Creative Day」のセッション5(6:10-6:50)は、『GeoMedia化するウェブ』。
実は、これだけでなくMashup、クルマと12/4の三つのセッションがGeoMedia(位置情報メディア)がらみ:
・Mashup Awards 4 の受賞作は地図ベースのもの
・日産カーウィングスは位置情報との連携がミソ
このように、GeoMediaはかなりホットなテーマになっている。
米国では「Where2.0」というコンファレンスが開かれたり、各種サービス(ループト、ヤフー fire eagleなど)が生まれたりしている。モバイルウェブのクラウド化や位置情報関連の標準化が進み、今後様々な位置情報メディアが生まれてくると考えられる。
ケータイ先進国の日本ではGPS搭載が普及し、また日本特有の詳細な地図情報とソーシャルな地域情報を組み合わせるなど、GeoMediaサービスは拡大している。
本セッションは、そんなGeoMedia化するウェブについて、ヤフー株式会社 地域サービス事業部長 村田岳彦氏 と、株式会社シリウステクノロジーズ 代表取締役 宮澤弦社長 を招いて、彼らの最新の取り組みと展望を披露ねがう。
ジオメディアサミット 運営チーム 代表 関治之氏の進行にそってお二方が応えて行き、GEOメディアの定義・意義から過去、現在、未来、そしてビジネスモデルへと話は進められる予定です。
ヤフーについては説明の要はないだろうが、ヤフーの地図関係サービスは利用者の集合知により育てるとか、店舗案内など他のサービスとの連携など色々と発展が期待される。元サイバーマップジャパン(マピオン)社長の村田氏の登壇であり、広くGeoMediaの観点からのお話も期待できるだろう。本ブログに当日より前にコメントされた質問は、登壇者にお渡しします(質問には、どういった方か記して下さい)。
株式会社シリウステクノロジーズ(URL http://www.cirius.co.jp/)は、ケータイのGPSを利用したローカルリスティング広告システムAd Localを提供。ケータイ・フラッシュ用のアド・ネットワークなども展開している。
なお今年10月21-23日にベルリンで行われたWeb2.0 Expo Europeで、シリウスが日本企業として初めて登壇した。(内容はこちら)
50分のソロ・セッションで、ベスト・セッションとする声もいくつかあがるなど高い評価を受けた。日本のモバイルは世界をリードするという図式を示した格好だ。
ジオメディアサミット運営チーム代表:関 治之
携帯コンテンツ業界の黎明期より音楽系を中心に数多くのモバイルサイトを立ち上げ。2006 年株式会社シリウステクノロジーズへ入社し、「シリウスラボ」所長。位置情報メディア「ジオメディア」の研究・企画と共に、勉強会兼交流会「ジオメディアサミット」の運営でリーダーシップを発揮している。 共著:「儲かるお店のネットエリア広告徹底活用術」
セッション6: Mashup and beyond - Mashup Awards 4受賞者を交えて -
二日目の12/4「Web Innovation & Creative Day」のセッション6(7:00-7:40)は、『Mashup and beyond - Mashup Awards 4受賞者を交えて -』。
この10月に受賞発表したマッシュアップ・アワード(URL http://mashupaward.jp)も4回を数え、内容も進化し面白くなっています。
本セッションは、マッシュアップ・アワード受賞者二方と運営事務局を代表してサンの藤井氏を招き、受賞者によるデモンストレーション、そしてマッシュアップのエッセンスについての議論を行います。デモは一見の価値あり。まさにWeb Innovation & Creative Dayにふさわしいセッションです。
○モデレーター
・Mashup Awards 4 運営事務局 藤井彰人 氏(サン・マイクロシステムズ(株)新規ビジネス開発本部テクノロジ・マーケット&コミュニティ開発統括部統括部長)
ご参考:藤井さんのブログ
○プレゼンター
・Mashup Awards 4 優秀賞(Technology賞)受賞 Newsgraphy 浜本階生 氏(http://newsgraphy.com/)
浜本氏のブログ http://d.hatena.ne.jp/kaiseh/20081020/1224496565
地図のようにニュースの分布を俯瞰し、詳細の内容をみるという、新しい情報の見方を教えてくれる開発者のセンスを感じさせる非常に興味深い作品です。(http://mashupaward.jp/winner/)
[藤井さんブログから] Sun Microsystems賞として選定させて頂いた、Newsgraphyはもうアプリを見れば誰もが納得する受賞ではないかと思います。大賞に選出されたとしても何の違和感もなかったのではないかと思います。「情報」を捉える新しい視点と、それをシンプルな形で実現する技術力と表現力は他の作品を圧倒しています。この作品是非、海外にも紹介したいですね。
・Mashup Awards 4 特別賞(Any Device賞)受賞 AIR SANPO uranodai 氏(http://www.vimeo.com/1742059)
「Any Device賞はこれだ」と全審査委員の意見が一致した作品です。デバイスの活用度、アイデアの面白さ、それを表現するデモビデオ、全てに圧倒されました。日本が誇るAny Device Mashup 作品と言えます。(http://mashupaward.jp/winner/)
AIRをベースに、GoogleMap、駅データを利用し、デバイスでwiiリモコン、バランスwii、iPhone、IRめがね、chumbyと、とてもホットなアイテムを使っており、ユニークなものとなっています。
セッション1: 日本のブログ
12/3「OpenID & Open Web Day」のセッション1(6:10-6:50)は『日本のブログ』
テクノラティの調べによると言語別のブログ数量で首位は日本語とか。英語は二位。すると人口からして、日本語でブログを書く人々は英語圏の人よりもずいぶん沢山書いていることになる。
日本語圏で、書く側、読者はブログとどう付き合っているのか。英語圏とどう異なるのか、どういう性格付けができるのか。
また急成長(以下のグラフ参照)のアメブロのように他国にあまりみられないような発展をみせるブログサービスがある。ケータイでのブログ利用も増えている。→ 日本市場の特質は? そして可能性は、ビジネス機会は?
ブログ大国となった日本の展望・・・興味がつきないテーマだ。
本パネルの人選は簡単にはいかなかった。時間をかけて熟考・議論し、ベストの組み合わせができたかと思う。それぞれソロの講演でも歓迎のお三方に賛同いただいたのは運営側には幸運だ。
○パネリスト
・アジャイルメディア・ネットワーク株式会社 徳力基彦取締役
・株式会社サイバーエージェント 新規開発局(アメブロ)長瀬慶重局長
○モデレーター
・シックス・アパート株式会社 代表取締役 関信浩社長
アジャイルメディア・ネットワーク株式会社(URL http://agilemedia.jp)
カンバセーショナル・マーケティングを提唱し、アルファ・ブロガーをネットワークしているソーシャルウェブの高い専門性を持つコンサルティング/マーケティング企業。
徳力さん自身も知られたブロガーです http://blog.tokuriki.com/
アメブロ(URL http://ameblo.jp/)
有名人ブログなど特徴的な戦略をとるサイバーエージェントのアメブロ(アメーバ・ブログ)。日本のブログ・サービスの中では最も急速にアクセスが増加しており、存在感の大きいメディアへと発展している。
なお、12/4のMashupセッションにはサイバーエージェントの方も受賞者として登壇です。
シックス・アパート株式会社(URL http://www.sixapart.jp/)
米シックス・アパート社(米サンフランシスコ本社)の日本法人。ブログ・ツール「Movable Type(TM)」と統合ブログ・サービス「TypePad(TM)」を提供するブログ技術のリーダー企業。
関さんは、本イベントを支援いただいている有志の一人です。
掲載記事・ブログ
早くも記事掲載やブログで書いていただきました、感謝です。以下にその一部を。
<メディア協賛> ITmedia News、@IT、CNET Japan、ウェブエキスパート
火曜にITmedia Newsのメルマガに掲載いただきました。
水曜にCNETで告知記事を掲載いただきました。
『OpenID、ブログ、ソーシャルウェブ--ウェブビジネスを語る「Web 2008 Expo」が12月3日開幕』
その配信:
livedoor ニュース
毎日.jp
日経ネットマーケティング
ウェブエキスパート:
イベント紹介ページ
<ご協力いただいている団体>
サイトに掲示いただいております。
six apart
Cirius Lab
アジャイルメディア・ネットワーク
okyuu.com
ITベンチャースポーツ大会
<ご支援いただいている方々>
ブログで紹介いただいております。
勝屋久の日々是々
アライドアーキテクツ社長中村壮秀のブログ
湯川鶴章のIT潮流
PanAsianな視座で行こう
日々是新 Akihito Fujii's Weblog
カーウィングス・ブログ
江端浩人のiMarketer's Eye
手嶋屋ブログ
地域SNS研究会
男道 − 長瀬慶重のアメブロ
Keizo's Blog★IT worldを中目黒から考える★
uranodai
それを引用いただいたメディア:
ロハスニュース
みなさま応援ありがとうございます。
今後のブログ内容の予定
今後のブログ内容の予定ですが、
○セッションの紹介
○キーノート、パーティの案内
○スピーカー、関係者、みなさんの声
○当日までのガイダンス、その他
○イベント後の簡単な報告
などを考えております。
11/5頃から12/3-4までは集中的に書いていきますので、よろしくお願いします。